うつ病とストレスの関係やビタミンB12

米国では労働者の10分の1にうつ病の疑いがあり、その経済的な損失は年間2000億ドルともいわれています。
この膨大な損失額を取り戻すため、職場のメンタルヘルスケアへの取り組みが積極的におこなわれておりますが、具体的なうつ病対策としては以下のような点が挙げられます。

  • 業務過多を断る勇気を持ち、無用な責任の回避すること
  • 自分の限界を知り、必要に応じて助言や助力を求めること
  • 仲間の話を聞く時間を作り、それぞれの立場や環境等を共有すること
  • 他人の声に耳を傾け、必要ならばやり方を変えること

これはつまり、ストレスを溜め込まないような職場環境を作ることによって、うつ病になる可能性を低減させる取り組みとも言えるわけです。

ストレスとうつ病には関係性があり、適度なストレスならば、人間には元に戻そうとする力があるのでそれほど問題にはなりません。

けれども、その状態が長期間にわたると心に十分な弾性が無くなり・・・つまり思考に柔軟性が無くなり、必要以上に物事を深刻に考えるようになり、うつに発展する可能性が高くなっていくのです。

凹んだボールが元に戻ればいいですが、圧迫(ストレッサー)が強すぎて元に戻りきれない、その状態が長期に亘るとうつ病になり易いのです。

ただ、職場環境のみでのうつ病対策には限界があるので、日常生活のなかで、ストレスを遠ざける術を意識的に取り入れることも重要になります。
先の職場でのうつ病対策に加えて、恋をする、恋愛小説を読む、大声で泣く、お洒落や模様替をしてみる等、自ら、そして自らを取り巻く環境、自らの見え方を変えることも効果があるといえるでしょう。

また、ビタミンB12が欠乏してくると、疲労や抑うつ、物忘れのような症候となって現れることがあります。ビタミンB12は野菜や果物にはほとんど含まれていませんので、菜食主義者の方は不足しがちになってしまう栄養素です。
あかがいやかき、しじめなど、ビタミンB12を多く含む食品を摂取するようにしましょう。